蔡京(さいけい)

第1巻「玄旗の章」

第4章 地損の光

宋の朝廷で絶大な権力を握る宰相であり、自ら腐敗した体制を築いてきた張本人である。しかし、現在の帝の際限のない贅沢や大規模な民衆の徴発には危機感を募らせており、国庫の逼迫に苛立ちを見せる。自らの地位を守りつつも、必要であれば譲位をも視野に入れながら権力の維持に執念を燃やす狡猾な政治家である。