杜興(とこう)

第1巻「玄旗の章」

第3章 地刑の光

かつて史進の遊撃隊で副官を務めるなど、事務と軍務の両面に通じた経験豊富な老将である。杭州から逃れてきた後は、その押し出しの良さを生かして役人への交渉といった裏の調整役を買って出る。冷静沈着に状況を判断する目を持っており、兵を無駄に死なせる花飛麟から容赦なく調練の指揮権を取り上げる。

第6章 地進の光

かつて独竜岡の李家荘で李応の執事を務めていた経歴を持つ、実務能力に極めて長けた人物である。現在は洞宮山に集まる兵の管理や役人への賄賂・税額交渉を一手に引き受け、組織の隠蔽と維持に奔走している。酒を断って極めて生真面目に職務に向き合っているが、軍が急速に膨張する中で、肝心の将校が決定的に不足していることに焦りを募らせている。