童猛(どうもう)
第1巻「玄旗の章」
第2章 地闘の光
双子の兄である童威を戦死させて以降、水に対する並外れた感覚を研ぎ澄ませるようになった。夜の深い暗闇の中でも、水の臭いや流れ、質を感知することで迷わずに船を導くことができる異能の持ち主である。かつて梁山湖や黄河などの精巧な水底地図を船の上から一人で作り上げた実績を持ち、操船と水路の把握に関しては比類のない技術を持つ。
第5章 天猛の夢
水深や潮流に対する並外れた感覚と執念を持つ。太湖の湖底地図を独力で描き上げるほどの技能を持ち、闇夜でも標なしで船を導くことができる。常に李俊の傍らでその活動を静かに支え、水路の確保に全力を尽くす。
第6章 地進の光
かつて梁山泊に所属していた水軍の将である。祝家荘の戦いで双子の兄である童威を失い、自分だけが生き残ったことに不思議な感覚を抱きながら生きている。実直な性格であり、水深測定を通じて亡き仲間たちの魂と静かに対話する日々を送る。戦いによる別れの辛さを身に染みて知っているため、これから死んでいくかもしれない若い世代の同志たちとは、あえて深く親しくなりすぎないよう一線を引いている。