孫二娘(そんじじょう)
第1巻「玄旗の章」
第3章 地刑の光
かつて梁山泊の活動家として動き、元の亭主である張青を失っている。現在は顧大嫂とともにのどかな棚田の広がる村に身を隠しつつ、青蓮寺の執拗な残党狩りから生き延びる手段を模索している。冷徹な現実主義者として振る舞うが根は情に厚く、村の穏やかな生活に完全には馴染めずにいて、張青に似た面影を持つやさ男の若者――花飛麟に思わず惹かれてしまうような人間らしい一面を残している。彼の端正な容姿に好感を抱きつつ、頑なな心が破滅へ向かわぬよう酒を交えてその本音を引き出そうとする。
第6章 地進の光
かつて梁山泊で名を馳せた、気性の荒い女性の闘士である。荘の維持のために忙しく駆け回ってはいるが、命のやり取りがない平穏な日々に退屈を感じ、再び肌がひりつくような修羅場や潜入仕事を渇望している。酒に酔うと危険な気配を漂わせ、大人の余裕を持つ杜興をからかって戯れるなどの奔放さを見せる。