李俊(りしゅん)

第1巻「玄旗の章」

第1章 天罡の夢

かつての梁山泊水軍の柱石であり、現在は自身の船隊を率いて済水から海域にかけて活動している。銀の回収という困難な任務を指揮し、青蓮寺の目を逸らすための工作を行うなど周到さを見せる。かつての強硬な姿勢だけでなく、組織を守るための柔軟さと沈着さを兼ね備えた指導者へと成長している。

第2章 地闘の光

長江や南海、登州を結ぶ広大な海域で交易を行い、梁山泊に莫大な利益をもたらしている。かつて多くの同志を戦死させたことに強い責任感を抱いており、宋を打倒するまでは自らの戦いをやめないという固い覚悟を持っている。しかし本来は海の上を愛する男であり、戦いが終わった後は陸にとどまることなく、自由な海を走り未知の土地へ行きたいという密かな夢を抱いている。

第5章 天猛の夢

水軍を率い、広範な海域で交易や物資輸送を担う実力者である。梁山泊の敗戦に強い責任感を抱いており、再起のために新たな本拠地を築く重責を背負っている。頭脳だけで物事を動かそうとする呉用に反発を感じつつも、組織の再建には彼の知略が必要であると冷徹に割り切っている。水上の二竜山のような、傷ついた者でも共に働ける温かみのある寨の実現を思い描く。