真婉(しんえん)

第1巻「玄旗の章」

第4章 地損の光

かつて蔡慶を夫としていたが、彼が戦死した後に女真の風習(レビラト婚)に従って蔡福の妻となった。かつての夫である蔡慶への消えない慕情を秘めており、蔡福に対しては普段は賢い母親としての態度を崩さない。蔡福が求める情欲に夜のみ身を任せつつ、彼を深く気遣い、旅立つ際には黙って衣服を用意する健気で意志の強い女性である。