郝瑾(かくきん)
第1巻「玄旗の章」
第7章 地雄の光
かつて関勝や秦明の副官として誰よりも優れた仕事を果たした郝思文(作中の「父」)の息子であり、自身も父の厳格な教育と信念を受け継いでいる。梁山泊時代は二竜山で楊春の補佐を務めていたが、楊令が梁山泊を離れたことを機に自らも付き従い、女真の地へと赴いた。極めて実直かつ有能な副官であり、幻王(楊令)の副官として精鋭一千騎を差配し、電撃的な攻略作戦の実務を担う。義理堅く誠実な性格であり、父の世代の英傑である燕青や武松に対しても敬意を持って接し、軍の規律を守りつつ穏便に対処する一方で、楊令が「幻王」として行う苛烈な戦いの目的や、かつての『替天行道』の志との矛盾に深く思い悩んでいる。